【買主様】住宅ローンの審査で重視するべきポイント
株式会社LAKIA COMPANY 売買事業部の上野です。
今回は買主様に向けての記事をご紹介致します。
マイホームの購入には多額の資金が必要です。
現金での一括払いなどは経済的にかなりの負担となるため、
ほとんどの方は住宅ローンを利用されます。
ただし、住宅ローンは誰でも利用できるという訳でもなく、
審査を通る必要があります。
住宅ローンの審査では大きく分けて2つの能力を審査します。
それは「返済力」と「担保力」です。
「返済力」というのは、申込者が借入金をきちんと返済できるかどうかです。
「担保力」というのは、仮に住宅ローンが返済できなくなった際にその物件を売却して貸した金額を回収するのですが、その価値を有する物件かどうかです。
ではこれら2つについて具体的にどのような項目があるのか?
または、どのようなポイントが重視されるのでしょうか。
◆審査で重視されるポイント
年齢
金融機関にはよりますが、大半の金融機関が完済時の年齢の上限を80歳までを目安としています。年齢の上限を超えなければ審査が通るという訳ではないですが、借入を予定している金融機関の年齢の上限を超えてしまうとそもそも住宅ローンの借入ができないのでご注意下さい。
健康状態
申込人に万が一の事が起こった時のために、民間金融機関の住宅ローンでは、団体信用生命保険(団信)への加入が通常必須となります。この団信の種類によって加入できる保証会社の条件や金利がことなるのでご注意下さい。
担保評価
融資時に金融機関が借入相当額の担保を設定するのですが、万が一返済ができなくなった時には、住宅を売却し、資金を回収します。
年収・勤続年数・雇用形態
年収は、単純に収入が多いことがいい訳でなく、安定した収入があり、返済ができる方は有利です。
勤続年数は、勤続年数2、3年以上という条件がある金融機関もあるため、注意すべき項目となります。
雇用形態は、個人事業主や会社経営者の方は会社員と比べて収入や勤続年数の部分で審査が難しくなることもあります。
他の借入の返済状況
カードローンやクレジットカード、カーローン、他のカードローン等の債務状態や返済履歴なども住宅ローンの審査に大きく関わってきます。これら以外にキャシングリボや携帯の分割払いなど意外なものも審査に影響します。
以上が住宅ローンの審査で重視するべきポイントとなります。
住宅ローンは非常に大きな金額を借り、長期にわたって返済します。
金融機関の審査が厳しいのは極当たり前なことなのです。
審査が通らない方ももちろん居られます。
住宅ローンを扱う金融機関は銀行だけでなく、ノンバンクも数多く存在します、そして審査基準も異なります。
それらの情報収集や金融機関の範囲を広げることによって、
審査通過のポイントを掴むことが出来るのではないでしょうか。
最後に・・・
今回ご紹介させて頂いたポイントご参考にしていただき、
少しでも購入を考えられているお客様のお力になれればと
思います。